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尉ヶ峰

尉ヶ峰
じょうがみね
静岡県 三ヶ日町
登り:1H50’ 下り:1H36′
標高:434m  座数:193



7時45分 ケリに見送られ出発
 朝から近所の田圃のケリ達が元気で、駐車場に近づくと、相変わらず高い声で鳴いてます。今日の目的地の、尉ケ峰は、浜名湖を南に望む素晴らしい展望を備えた山との事。以前に偶然に佐久米コースの登山口を発見していて、駐車スペースも1台分ある。ただ、この天気にそのスペースが空いているとは考えにくいが・・・

10時20分 登山口
 静岡に入ると、菜の花が満開でした。太陽をいっぱい浴びて、とても綺麗でした。ミカン畑沿いの細い道を通り、登山口に到着しました。ラッキーな事に登山口横の駐車スペースが空いており、早速!停めてしたくをします。

 最初は、「富幕山」までを考えていたが、ネットの記事で、「17kmの往復コースは7時間コースで随所にあるアップダウンで、復路の早い段階からひざがおかしくなり1300mクラスの上り下りの往復に相当した」との記述を発見して、まずは初めてのを尉ケ峰目指します。良く整備された奥浜名自然歩道は、気持ちの良い道が続きます。歩き始めると直ぐに「やぶつばき」の群生しているポイントを通ります。途中の本坂トンネルの近くには椿の原生林もあるとの事で今の時期が最高なのかも知れません。登り初めて直ぐの「天狗岩」からの展望も最高です。

11時06分 引佐峠通過
 姫街道との合流地点です。一端、自然道から石畳に出て車道を横切り、階段で一気に展望のポイントへと出ます。この「奥浜名自然歩道」は極端に階段が多いです。歩かせてもらっているので、偉そうな発言は出来ないですが、ネットの記事の通りにこんな道が続くと膝への負担はかなりのものです。展望ポイントも多く、樹木に囲まれた道はかなり気持ちが良いのも事実です。

11時50分 思いがけない場所
 階段が多いものの、気持ちの良い道の先には思いがけない景色がありました。地整備された駐車場にトイレに、立派な鉄製の階段!一瞬、ここが山頂か!と思ったほどです。幸いにも、山頂は鉄の階段の先にある様で、まだ自然道も続く様です。安心してトイレ休憩です。ただ、ここから山頂までは・・・
「うそっ・・」と、思わず、ぼやくほどの急登です。「獅子落とし」と名のつく岩場でその昔に猪も転げ落ちたほどの岩場だそうな。確かにきついな~っ。ただし、迂回路がもうけてあり、そちらの方はかなり楽なルートです。

12時10分 山頂到着
 山頂には三角点では無いものの、赤い杭があり「尉ケ峰はこの地点」の案内があります。コースの中で殆ど人と会わなかったので山頂も静かとおもいきや結構賑やかです。特に屋根付きの休憩所の中では、おばさま4人組が、コンロや鍋、コップに器にペットボトル、と、テーブルに店を広げて、まるでキャンプ場の宴の様!メニューは豚汁がメインとの事。中には登山記念の貴重用のノートも設置してあるのですが、他の登山者は全て外の休憩ポイントで休憩します。イヤでも聞こえてくる彼女たちの会話を聞く限りでは登山がメインの様に感じるのですが?私たちには、彼女たちの山登りの意図が理解出来ないのでありました。今日は暖かい風の弱い日なので良いですが・・・

12時44分 静かに下山
 あまりの気持ちよさにかなりのんびりと食事をしましたが、山頂が混み合ってきたので下山する事にします。私たちと違うコースで登る人は多い様で次々と人が増えてきます。もちろん!おばさま方は動く気配どころか「○○さん、ほらっ、これも食べてーっ」と絶好調。下山は来た道を戻りますが、やはり、富幕山まではハードの様です。結構、足に来てます!私はともかく、Junちゃんが来てる様なので一般的にも負担は大きいと考えて大丈夫かと思います。

14時20分 無事に到着
 次回は、尉ケ峰の麓の駐車場をスタートで富幕山を目指すのも良いかも知れません。ただ、4時間程度のハイクの割には足に掛かる負担は予想以上でした!恐るべし、階段コース・・・