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亀山~日本ボソ~倶留尊山

亀山~日本ボソ~倶留尊山
かめやま~にほんぼそ~ くるそさ
奈良県 曽爾村
標高:849・996・1038m  座数:92~94



7時20分 自宅を出る
 前日の夜に「明日はしんどいから、ハイクは止めて、高原にススキを観に行こうか!」と決定!久しぶりに高速道路を使っての移動となります。
  曽爾村を訪れるのは99年1月以来となりますが、途中の景色は運転する者には酷すぎます (^_^;) 上を見上げたくても、道が細く曲がりくねっているので観られないヨ~ッ! しかし、立派な蜂の巣を見つけ、写真におさめます。

10時12分 路肩に車を停める
 なんと無く?予感があって、高原に着く前の広い路肩に車を停めて歩いて行く事にします。 このへんが普通の観光客とハイカーと呼ばれる人の違いかも知れませんネ。「観光客はなるべく目的地の近くに停めたがる」しかし、ハイカーは「どこに行っても歩きたがる」・・・そして、10分も歩くと高原入り口に到着です。

 いっぱい!いやいや、ススキで無く、観光客とその車がですが、皆さん入り口で駐車料金を支払い、駐車スペースを探しうろうろしてます。「ラッキー!」今日はなかなか良い方向に勘が働いている様です。まずは、草原に進んで行きます 残念ながら、まだ少し早かった様ですネ。下から山並みを見ると、尾根沿いを歩く人が沢山見えます。「どうする?」これは、もちろん、登るか止めるかの「どうする?」なのですが、「マップを見て決めよう!」と入り口のマップを確認します。「亀山と尾根だけ歩く?上からの高原の景色も観たいしなーっ」で、結局、「登山は疲れてるから止める」の前夜の約束はススキの様に中途半端な状態だった様です。そのまま登るつもりでしたが、その前に、もう一度駐車場の近くに戻り、トイレに行く事にします。

10時39分 亀山を目指す
 山と言っても、高原からだと高さで50m位なのでしょうか?あっと言う間の登山?です。登山口には何種類かのキノコ達が迎えてくれました。その中に珍しい「サンコタケ」 を発見し、「これで遠くまできたかいがあったかも!」ととりあえず満足します。
 南側から登り始めた亀山までの道は階段ばかり、 しかし、登ると、どんどんと景色が良くなっていきます。

11時01分 亀山山頂から尾根を進む
 山頂はお弁当を広げるおばさま方に占拠されています。さらにその周辺でも、人又人、しかたが無いので、そのまま尾根を進む事にしますが、「ん???」 「KENさん!?」なんと、KENさんとよし庵さんに遭遇します。初めましてのよし庵さんの奥様もご一緒で!!何とも不思議な偶然です。実はKENさんにメールで「倶留尊高原によし庵さんと行く」 と知らされていまして、じゃ家も高原に行くか!で、「曽爾高原」 を選んだのですが・・・恥ずかしい話で、倶留尊高原と曽爾高原が同じ場所だとは知らなかった(^o^)

11時25分 再会を祝してランチ
 ビックリして何がなんだかで、まっ、出会えた理由はともかく、会えた事を素直に喜び、それぞれに持参のお弁当(我が家はコンビニのおにぎり)を広げ、再会を喜びました。

 よし庵さん達は、三重側から登って来たとの事で、帰りは是非に三重側への下山をと薦められ、峠での再会を約束したのでした。で、時間を決め、私たちはとりあえず「日本ボソ」を目指し、よし庵さん達は尾根を南に進み、高原に降りるとの事でした。

11時50分 日本ボソへ
 いや~っ!ビックリです。こんな場所で、オフ会のメンバーと出会うとは、まるでオフ会をぬけがけで開催した気分です。もっとも、下山後は「take_off_vol.2青山高原」 の下見につき合う事になったので許されるでしょう (^^) この時点で「今日は登らない!亀山だけ!」の約束は何時の間にか消滅していました。でも、この場所まで来たのは正解でした 低山でこんな景色はなかなか観られませんから・・・
 歩き易い様で、岩と微妙な粘土質の道の油断出来ない尾根沿いを進んで行くと、小屋が見えてきます。どうも、あれが「日本ボソ」の様ですが、何人かの人が小屋の前でワイワイやってます。入山料金がいると知って、入るか止めるかもめている様です。
  私たちは、ランチの時に話しを聞いていたので、この時点で入山を決めていたので、横を通り抜け、¥500×2 を支払い入山します。この時の入山券で初めて、山と高原の位置関係を知りました (^o^)

12時12分 日本ボソから倶留尊山へ  
 入山料を支払うと、景色は全く別の物となります。後から聞いた話ですが、いつも入山料を取るわけでは無く、知り合いの人は自分が2度行って、2度とも素通りしたので、小屋はただの休憩所だと思いこんでいる人がいます。  倶留尊山への道は、岩と樹木と所々に展望がありとても気持の良い道です。ただ、この日の私たちは、ストックも手袋もナシの超軽装備!私は弁当とカメラの関係でいつものリュックを持ってはいましたが・・・  せめて、手袋くらいは欲しいのでした。

12時32分 倶留尊山山頂  
 山頂は開けていて、「お弁当はここだな!」と思ったほどです。思ったより、人数がいましたが、なんと若い人の多い事!大学のサークルか何かでしょうか?若いグループが3~4グループワイワイやってます。   しかし、ガスで展望が微か なのが残念です。お兄さんに記念撮影を頼まれたので、こちらも撮影をお願いしました。

12時39分 倶留尊山下山
 峠での待ち合わせ時間もあり展望も悪く、ポッっと雨が (^^;) 今日は、超軽装備!!雨具も無いので速攻で下山します。この時のJunちゃんの早いこと・・・私は着いて行くだけで死にそうです。前を行く、おばさまの団体の横をすり抜け、大学生のお兄ちゃんをぶっちぎり!!日本ボソに着く頃には、私は殆ど酸素不足であえいでました。
12時46分には、日本ボソを通過しますが、それにしても、Junちゃんは走るのは遅いくせに、山道は何故早いのでしょう?ふう~っ (^◇^;)

13時11分 再会!そして三重側へ
 下山途中、よし庵さんとKENさんのお茶目なお出迎えを受け、 一緒に三重側へ歩き始めます。奈良側と違い、なんと静かで気持の良い道でしょうか。歩きながら色んな話が聞けて楽しいハイクとなりました。

13時50分 「民宿くろそ」池の平売店到着
 売店とよし庵さん一家は長いつきあいの様で 話が弾みます。売店では「キノコ」や「漬け物」「お餅」など売ってました。
  よし庵さん達がお昼に食べていた美味しそうな弁当はここに頼んで造ってもらったものだとか! 我が家も漬け物を買って帰りました。 途中で分けて貰って食べた草餅もかなり旨かったです。

13時55分 「take_off_vol.2青山高原」の下調べへ出発
 ハイキングはここでおしまい (^o^) 後は、最初の打ち合わせ通り、まず、よし庵さんの車で 曽爾村の高原入り口まで移動し、下見です。途中で、曽爾村名物の「すこ餅」と「民宿くろその草餅」の比較試食会を行い、御葉付イチョウを見学し、「ログハウスの見学」に参加し、「東青山駅」と「西青山駅」を見学し、知られざる料理屋「一ノ坂」で野生の狸と出会い17時に解散しました。

  いやいや、お疲れさまでした!草原見学だけのつもりが、思わず普段以上に楽しめたハイクとドライブになりました。解散後、鈴鹿サーキットの渋滞に巻き込まれたのは予定外でしたが (^_^;) F1の最終戦だった様で自宅に着いたのが21時30分のなんとも長い道のりとなりました。