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御池岳~鈴北岳

御池岳~鈴北岳
おいけたけ~ すずきたたけ
三重県 藤原町
登り:2H15’ 下り:3H40′
標高:1247・11m  座数:120~121
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06時00分 自宅を出発
 今回は「よし庵さん」の幹事による三重県へのハイクです。off会で無いとなかなか愛知外への山へは行くことが無いので、嬉しいお誘いです。GWの最終日なので、どの程度の人出があるのか心配です。人気の山との事なので、9時の集合より更に30分以上の余裕をみて出発します。

07時45分 駐車場に到着
 20台は停められると言う駐車場は、1台のみで「もやってるーっ!」山の上の方はガスで全く見えない状態です。あまりにも早く着きすぎたので、Junちゃんはゴミ拾いのボランティア、私は散策で時間つぶしです。

08時30分 全員集合
 まずはKENさんが、予定より早い時間に到着し、コーヒーを御馳走になってしまいました。そうこうしているうちに、よし庵さんとyokoさんと初対面のHATTORIさんが到着し、軽くご挨拶です。

08時50分 御池岳を目指す
 ルートはよし庵さんとKENさんにお任せで出発です。コグルミ谷道の登山口までの6~8分は車道を歩く事になるので、注意が必要!特に、峠族と呼ばれる車やバイクが凄い勢いで走ってくる事があるので要注意です。登山口の入り口で届けを記入します。コグルミ谷道は単調な登りから始まりますが、直ぐに、変化に富んだ道に変わり、足下も景色も飽きる事は有りません。ただ、雨の時や雨上がりには大変だと思わせる登山道です!露出した石灰石の続く道は気を抜くと危険です。どうか、天気が持ちます様に・・・

09時33分 長命水
 登るにつれて、ガスがきつくなってきました。「長命水」で休憩です。飲んでみると癖の無い飲みやすい水でした。ガスは視界を妨げるほどでは無いので、ハイクでの問題は無いです。しかし、なんとも幻想的な景色です。
 しばらく休憩をとり先に進みます。前を歩いていた、かなりベテランの女性二人組が植物の解説をしながら歩いているので、自然と情報が入ってきて、こちらも大助かりです (^^) なんか、自動検索の辞書が前を歩いている様でした。今回、よし庵さんの力(リキ)の入っていた「カタクリ」も山の中腹では、つぼみの状態でしたが、尾根に近づくにつれ、どんどん開いてます。おまけにガスもどんどんと晴れてきてラッキー!  初参加のHATTORIさんもカメラが趣味の様で、一眼レフで植物の写真を撮ってました。だいぶ私と違って腰つきと腕の安定度がかなりの物です。こりゃ、撮れてる結果もかなり違いそうです(^^;)

10時02分 尾根に出る(カタクリ峠・天ヶ平)
 ここで、東南へ向かうと「藤原岳」で西南に向かうと「御池岳」となる様です。周りはカタクリが一杯です。ベンチもあり、休憩をとることにしますが、奥の方ではカタクリ目当てのカメラマンが数組、カメラをセットしてます。カタクリとの出会い!と言う目的を達成できたよし庵さんは、大はしゃぎで、写真を何枚も取ってます (^o^) しばらく休憩し、「御池岳」を目指します。

 ここから続く尾根沿いの道はとても気持ちが良いです。色んな花が咲いて、色んな鳥が鳴いて、虫を加えたヤマガラが巣に戻る姿も見られました。キノコもベニチャワンタケ?かシロキツネノサカズキ?と思われる集団にも出会えましたし!バイケイソウとトリカブトは「この山は俺たちの物だ!」と言わんばかりに群生してました。6月~9月の花をつける時期に来ると綺麗のでしょうネ(両方とも根茎は毒なので食べてはいけないそうです)

11時05分 御池岳に到着
 とても樹木に覆われ狭い山頂ですが、辺りには何組かが散らばって、早めの食事を取ってます。お兄さん二人組にお願いして記念撮影を済ませ、「鈴北岳」を目指すことにしました。

11時30分 ランチ
 笹原の手前のくぼみと池の連続する原っぱでランチタイムとします。この頃には太陽も顔を出してぽかぽか陽気です。おまけに定期的に良い風が通るので、辺りに鹿?の糞が散乱してても良いから、昼寝ーっ!の気分です。
 ランチの時に、よし庵さんの土産の片馬屋の「へんば餅」を頂きました。上品な感じのあんこで、甘い物が嫌いな人でもいけるかも知れません。KENさんからは、グレープフルーツのお裾分けで、ますます、お腹が満足で (^o^) 眠気が・・・

12時56分 鈴北岳山頂
 本来なら「最高の展望」となる予定でしたが、今日はガスが強く、何とか「鈴ヶ岳」が笹の向こうに望めるだけでした。説明してくれるKENさんもとても残念そうです。「風が出てきたので少し待ちますか?」休憩を兼ねて、少しだけガスの変化に期待してみます。が、10分待っても変化は無く(当たり前か(^^ゞ)先に進む事にしました。

13時10分 タテ谷道へチャレンジ
 今回はよし庵さんの希望で、「難コース」と言われている「タテ谷道」から「コグルミ谷道」戻るコースを選び下山します。コースはいきなり「笹藪」に始まります。まっ、この程度は皆さん慣れたものですが「残雪」には私達はビックリしました。残雪を過ぎると「なんだ!気持ちの良いコースですネ」と皆が口をそろえます。所々にカタクリも咲いており、通る人もすれ違う人も無く、ヒキガエルとは出会いましたが、なんでこんな良いコースを!利用しないの?

14時??分 タテ谷道が正体を!
 道はむき出しの石灰石の道へと変わり、やがて勾配のきつい粘土質の道へと!場所によっては転落の危険のある場所も多々有り、「これでかーっ」と「難コース」の警告に納得です。この場所で雨が降ったら、洒落にならない事は確かです。

14時27分 コグルミ谷道へ合流
 いやいや、やっとです (^_^;) 凄い道でした。このコースは薦められないコースです。体力と技術と経験に自信のある人は楽しいと思いますが、膝に来る前に休憩を取りながら進んでくださいねーっ

14時41分 登山口に戻る
 無事に登山口に戻りました。いやいや、楽しかったです。この後、麓の喫茶店(Cafe)で、軽く反省会を実施します。皆さんの都合が合わずに、お酒抜きなのが残念ですが・・・

15時50分 解散
 よし庵さん、KENさん、yokoさん、HATTORIさん、お疲れさまでした。また、ご一緒しましょう!今回は、三重の山の人気の高さを納得させられた山!?そんな感じです。これだけの草花と変化に富んだコースなら退屈する事も無いですし「リピーター」が多いと思います。私たちも「鈴北岳」からの展望をいつか!(^_^) と思うのです。