teku2 Hiking & Tanken

総門山

総門山
そうもんやま
三重県 大台町
標高:949m  座数:346

12:15 林道終点登山口 → 12:45 ヒル登場 (0:30)→ 12:55 山頂でヒルと格闘 (0:10)→ 13:00 撤収 (0:05)→ 13:20 下山!更に格闘 (0:20)→ 13:48 次へ移動 (0:28)


三重県遠征の1日目です。
事前にヒル情報を確認し、地元のよし庵さんにも「総門山」には奴らは居ないと確認して雨の低山ハイクを楽しむ事にしました。

最初から、レインウェアで身を固め、リュックも無しの超軽装!カメラも、防水携帯のカメラを使う事にしました。この山は記念すべき「三重50座」の山となるので、いくら大雨でも撮影は譲れません。

歩き始めると、雨が強くなり、結構楽しいハイクです。普段は感じる事の出来ない山の雰囲気をたっぷり楽しんで、観察や撮影が楽しいです。が、20分ほど歩いた時点で、
「いや~っ、いるいる」
とJunちゃんの声、ライターもピンセットも持参していないので、素手で奴らと戦う事になりました。自分をチェックしながら、指の爪の部分で奴らを弾きます。

かなり強めに正確にヒットすると綺麗に取れます。本来は勧める事の出来ない取り方ですが、この緊急時は仕方が無いですか・・・。本当は吸わせておいて、後で焼くのが良いのかも・・・。
山頂で、5分ほど格闘し、ダッシュで下山しました。

その後、ライターとピンセットで更に格闘です。結果、いままで、犠牲の無かったJunちゃんは3箇所の被害!私とタイ記録!とんだ記念登山となりました。

初めて犠牲になったJunちゃん曰く
「限定一匹なら、山を歩かせてもらうお礼にお腹いっぱい吸わせてあげても良いけどね~っ!あの量じゃ我慢できんわ~っ」
確かに、彼らが先駆者で私たちは、よそ者ですから・・・・。

下山の2時間後、キャンプ場へ帰路の車の中で私の右足の中指の付け根辺りで「ぬるっ」とした感覚が!同時に最悪のイメージが・・。
慌てて、車を路肩に止めます。あまりにも急な行動にJunちゃん吃驚!
ドアを開け外にでると「ポタッ」と道路に固まりが落ちます。
「あちゃ~っ、最悪や!やられた~っ」
それは、初めてのフル献血でした。結局、ヒルに吸われた回数は、またまた私がトップに、おまけにフル献血のおまけ付き。
夜テントの中では、Junちゃんはヒルの夢を見たそうです・・。