teku2 Hiking & Tanken

日本ヶ塚山

日本ヶ塚山
にほんがつかやま
愛知県 富山村
登り:120分  下り:90分
標高:1107m  座数:89



*お断り
  「TEKUTEKU」の時間の記録は殆どがデジカメの記録時間を使用しています。今回の「猿ヶ鼻」と「日本ヶ塚山」ではデータ取り込み時の異常で両方のハイクの後半の記録が有りません!!まっ、デジタル時代のトラブルの一例と言う事で!苦労の記録が・・・幻に・・・(^_^;)


2泊3日低山ハイク三昧の2日目の2本目です 

11時50分頃 中沢登山口到着
 富山村での食事の確保が出来なかったので、とりあえず、持参した「梨」をそれぞれが食べて山頂を目指すことにします。沢沿いの道は気持ちが良く、登山道の草花がほっとそせてくれます。木製の橋が何カ所かに設けられていますが、腐っていたり、土砂崩れで崩壊していたりと、注意が必要です。  沢沿いの道を抜けると針葉樹の林へと入ります。

  写真では解りにくいと思いますが、写真の中央から右上へと続く尾根がそのまま登りの道となり、ここからは「登り地獄」となり同じ様な道が永遠と思われる程に続きます (‥;)
  いやいや、体力のある時にはそうでも無いのかも知れませんが、今回の登りの苦しさは最高でした。普通は尾根に出ると、平坦な尾根沿いの明るい道が続き、又、急な登りとなり、そして又平坦な・・・!!まっ、こんな感じですが、昨日の「竜頭山」に続けて、今日の「日本ヶ塚山」も、「やったーっ!ピークだ!」と思うと目の前にまた登りが続くのでした。

  木の根の階段に、狭い尾根の登り道、何カ所か折れた木製の梯子、これらのすべてが永遠の登りの中で現れます。そして、次こそ頂上かと思わせる登を何度も超えること2時間・・・・

13時50分頃 山頂に到着
 やっと山頂に到着ですが、声も出ません (^_^;) 13時頃からの50分間で、苦しい登りの中で、何度となく身を屈めて40枚近いキノコと植物の写真を撮影し、山頂に着いた時も、座り込みたい気持ちを抑えて、素晴らしい展望写真とムービーを撮影したのですが、すべて幻に・・・・!?一枚だけでも残った写真が嬉しいのです是非見てくださいネ
  しかし、記憶に残る事は間違い無く!この気持ちは高い山も低い山も関係なく、苦労して登った人だけが貰える喜びですから

14時1分 空腹に耐えられず下山開始
  本当はゆっくりとしたいのですが、3人とも空腹で、水分だけでは持ちそうも無いので、疲れた体を起こし下山です。普段なら、お昼が無くても、おやつ程度の食料を持参しているのに、悪いことは重なるのです(この時点では苦労して撮影した写真まで無くすとは思ってもいない)

 下りは下りで、滑る足下と膝に掛かる負担との戦いです。尾根の道の両側は切り立っていて危険な場所ばかりです。登山口手前では、転落事故に関する警告の看板もあったほどで、急ぐほどに慎重に声を掛け合って下山します。下山の時に発見したので無事に残った珍しいキノコの写真もあります。「ベニナギナタタケ」だと思うのですが、こんな綺麗な状態で撮影出来たのは初めてです (^^)

15時25分 無事下山
 空腹だーっ!!ガクガク!ワナワナ!する足腰に鞭打って、車に乗り込み、村を目指します。

 その40分後、無事道路沿いの商店で、ドリンクとお菓子を買って「幸せ~っ!」と語り合う家族の姿が・・・・更に、その3時間後、キャンプ場でのキムチ鍋と御飯が最高に美味しいのでありました (^o^) しかし、足腰はガタガタですが・・・