バッテリーを自分たちに合わせるVol.4

以前にこんなことを書いてます。

>簡単に食事を温めることが出来る。
>今までの様に「段取りが面倒だ」と、冷たいままの食事をして後悔とストレスが残ることも避けられそうです。

ところが、年始初めての遠征の1月8日の朝「冷たいままの食事」が発生してしまいました。
原因は温度だと思われます。外気温「-5℃」で「寒冷バッテリー切れ」が発生したのかと・・・。

こんな時は、ガスコンロを使って温めることも可能でしょうが、湯煎も面倒だし、パン食だったので、そのまま食べて、あまりの冷たさに「後悔&ストレス」となってしまいました。

リチウムイオン電池は、低温環境に弱い!。
知ってましたが、車内環境下での影響はまったく考慮して無かったです。

能力が発揮できない時に限って、使いたい環境あるあるなので、思い切って次世代バッテリーの購入を検討することにしまいた。

候補に挙がったのが、ECOFLOW DELTAシリーズ
更に調べて、2022年8月10日発売の「DELTA 2」が僕らの環境にあってるのかもと、更に調査。

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用して、充放電の繰り返しは約3,000回!。
僕らの使用頻度なら、30年間は使用できる計算になります。

他にも、安全性が高く、高速充電、自己放電率も低い。そして、今回の大問題である「推奨使用温度」が、-20℃の低温環境でも使用(充電は除く)することが可能。
簡単に比較してみると・・

機種名DELTA 2RIVER
蓄電池の種類リン酸鉄リチウムイオンリチウムイオン
サイクル寿命約3000回約800回
バッテリー容量1024Wh288Wh
定格出力1500W600W
瞬間最大出力3000W1200W
重さ約12kg約5.0kg
参考価格約130,000円約35,000円

   

彼女に「何か探してみるわ」と言ったのが1月9日。
色々調べると、決定するのに時間は掛かりませんでした。ネット、特にYouTubeの情報は助かります。

ついでに「レンジ」から「オーブンレンジ」にグレードアップ。
「アイリスオーヤマ オーブンレンジ 18L フラットテーブル」を選択。
僕的には「フラットテーブル」で「上下開き」の物が欲しかったのです。

オーブンレンジにした理由ですが「トーストを食べたい」や、「揚げ物をおいしく温めたい」と思ったり、遠征先でも「ピザ」が無性に食べたいこと思うことだってあるのです。流石にクッキーを焼きたいとまでは無いですが…。
選択肢が広がれば、きっと遠征費用の節約にもつながるでしょう。

サイズや使用頻度を考えると「DELTA 2」が僕らの環境にピッタリと思えました。
オーブンレンジも含めて10日の夜には発注、14日に入荷し動作チェックして、15日に車に設置完了のスピードでした。

「オーブンレンジ」は、棚の中におさめたかったですが、サイズと温度を考え、今まで通りの場所へ設置しました。
彼女の案で、わざとカウンターと平行配置で無く、斜めの配置にして滑り止め処置をします。見た目より、実用性重視。

なんとしても「DELTA 2」だけは、デッドスペースにおさめたかったので、従来の棚を改造しました。
低い状態で棚を作製し、排気吸気に影響に無いような高さで設置します。

前面には滑り止め、側面はレカロシートとキッチンキャビネット、背面は車のボディが止めてくれます。

シガーソケットの充電ケーブルとレンジのケーブルなどは挿したままでも「DELTA 2」の設計のおかげで、配線が干渉することは有りません。

背面のスイッチの入り切りはスマホのアプリで出来るので「DELTA 2」を動かす必要も奥に手を伸ばす必要もありません。

正直、感動!。
まるで、レクビィとかキャンピングカーのこんな場所に設置することを想定した様なサイズとデザイン、そして操作系への配慮です。(勝手な思い込みと感想)
メイン電源とUSB(A&C)関係の差し込み口は前面にあるので、使い勝手も最高。

DELTA 2」はX-Boostで1900Wまで利用可能ですが、定格出力が「RIVER」の600Wから1500Wになったので、X-Boost機能を使うことも無いのかも知れません。

本格的に使用するのは、まだ先になりそうですが、楽しみです。