最後も仲良しアイゼン
僕らがアイゼンを必要とする様な登山を始めたのがいつ頃なのか定かでは無いです。
過去記事を見ると、2003年には使っていたのが分かります。
最初は4本爪から始まり、6本爪が今のアイゼンです。
「いつかは、8本爪以上が必要かもね」と会話をして何年過ぎたでしょう。
非常用に持っている「OUTAD アイゼン」は18本爪ではありますが、愛用の6本爪もだいぶ丸まってきたので、買い替えの予定はしてたのですが・・・。
2022年初登山で三重県の「福王山」 に登りました。
登りは何とかアイゼン無で登りましたが、下山は滑る危険も高くなるので「アイゼン付けよか!」となりました。
互いにつけ始めると、僕の右足前のプラスチックベルトが「ブチィ」とちぎれてしまいました。
仕方が無いので、結束バンドで応急処置と思いましたが、何と携帯無!。昔に入れといた記憶があったのですが、あてにならない物です。
彼女が携帯してた「あさひも」で応急処置をして下山します。
下山し始めて数分で「あーっ!」と彼女の声「わたしも切れた!」。
その後、僕の左足もかかと部分がちぎれ、彼女も両足のプラスチックベルトがちぎれて全滅状態となりました。
険しい山や、凍った登山道だと冷や汗もの!危険な状況です。
二人とも幸いに、滑って転ぶことも、怪我も無く、福王神社に戻ることが出来ました。
同じタイミングで購入して、同じ回数使ったアイゼンなので、最後も仲良く壊れたのでしょうか?
明日は、久しぶりに「山峰山」を予定してるので、困った状況になりました。
装備点検と修理の重要性を実感したわけですが、前回使用したのが2020年2月の「美ヶ原高原」だったので、実質2年間放置だったのに吃驚です。
それにしても、まったく同じタイミングで、二人のアイゼンが壊れてしまうとは・・・。
さて、次のアイゼンをどうするか?
明日のことを考えると、非常用に持っている「OUTAD 18本爪 アイゼン」ではやはり不安です。ゴムを使った作りですしね。
下山後、移動前にモールのモンベル鈴鹿店に寄ることにしました。
二人で、数あるアイゼンを前に相談します。
「この先、冬季の本格的な山で縦走」をする予定は?。
「99%無い」
低山で雪山を楽しむ予定は?。
「99%ある」
今回の様な経験は?。
「絶対に避けたい」
もともとのアイゼンはラチェットタイプで、プラスチックベルトが切れたので、今回は、6本爪でプラスチックベルトを使って無いタイプを選択しました。
モンベル(mont-bell) スノースパイク 6
■商品情報
6本爪の安定感のあるスノースパイクです。
ブーツへの取り付けはテープで留めるだけのコンパクトモデルです。
収納サイズも小さく携行に便利です。スタッフバッグ付き。
左右一足分セット。
■最適な用途
雪山の軽登山や夏山の雪渓歩行
■仕様
【素材】(本体)S55C炭素鋼[板厚2mm]
【重量】490g[540g](ペア) ※[ ]内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】ブラック(BK)
【サイズ】フリーサイズ(21.5~30cm)※靴の形状によっては対応サイズ内でも装着できない場合があります。
【収納サイズ】11×18×4cm
■価格:¥5,720(税込)
これで、明日の樹氷登山もばっちり!と思いましたが、山に樹氷は無く、雪の無い大阪府 「 大和葛城山 」に登ったのも僕ららしい落ちですね。