高土山
たこうどさん
愛知県 鳳来町
登り:1H30’ 下り:1H20’
標高:583m 座数:116
10時40分 ここに来るのは4度目だぞ
この場所に来たのは4度目!!まるで工事の視察に来ている様なものです。なのに登るのは今回が初めて (^^;) なんとも情けない話しではあります。が、その分感動も大きいであろう!?と慰めるのでありました…。
それにしても、目の前の登山口を二人とも「登山口かも?」と発想しない点が不思議です。
何故か、コンクリートで固められた細い登山道を登り始めると、いきなり藪こぎとなります。5分も歩くと藪は抜け出しますが、足下の悪い道で、勾配もある登りが始まります。
いわゆる「道」は全く無く、適当に自分なりのルートをイメージしながら、取り付いて登るといった感じです。あまりマークに拘ると逆に危険なケースもありますし、つかんだ岩や木が崩れる事も・・・
とにかく、3点支持で、つかんだ物や置いた手や足が安定している事を確認しながら確実に登る必要があります。「大げさなーっ」と思うかも知れませんが、枯れ葉にごまかされる事もあるのが低山ですから(^-)用心用心です。
11時35分 尾根だ
約、1時間のスリルと変化の登りを楽しんだ後は尾根に出ます。いわゆる尾根沿いの緩やかな道に変わりますが、展望は殆どありません。後で知りましたが、今日の名古屋の最高気温は20度だったそうで、ここらあたりでも15度くらいだと思います。私が登りの途中でTシャツ1枚になっていて、後頭部に汗を一杯流していても!!これは、自然の姿なのです(^_^;)
歩いていて目に付くのが「山」のマークです。樹木の皮を削って、書かれてあります。いったい何のマーク?それもしつこく書かれているので、樹木自体へのマークでしょうか?
11時56分 良い展望
倒木の道を過ぎると、展望が開けます。なかなかの展望で、建設中のダムに湖、私たちの車も見えます。これは絶好の休憩ポイントです。
12時08分 高土山山頂
ランチはここだ!と思い、山頂を目指します。若干の藪こぎはあるものの、直ぐに山頂です。立派に三角点もあり、予想以上に登頂の後を残している人が多いのにビックリしました。
12時27分 ランチ
展望ポイントに戻り、「シーズン最後だな」と思ったカップラーメンを頂きます。これからの季節は、「コンロとお湯」の替わりに「保冷剤と水分」がリュックを重くする事でしょう (^o^)
12時51分 下山
下山は安全を考えて、林業用の細い道を下りる事にします。尾根沿いの道の途中で、分岐の地点に白いテープで「→下山→」の案内があるので解ります。登りに比べると天国と地獄の様な落差にいささか退屈ぎみです。緊張感の無くなった体が急に、花粉に反応を始めた様で鼻が「ぐしゅぐじゅ」です。やがて治山(小さなダムみたいな奴?一応!治山のプレートあり ^_^; )に出て、そのまま林道へ、林道を無視してそのまま林へと入り、進むと「石雲禅寺」にでました。梅が満開で綺麗です。
13時34分 R151に
お馴染みの道に出てしまいました。残念ながら、ここからしばらくは車道を歩く事になります。険しい下山を避けたので、これは仕方ないですネ。道沿いの梅が満開なので、これは良い選択だったのかも知れません。5月になると「梅の湯」がオープンするそうなのでセットで楽しむのも良いかも知れません。
14時12分 車にたどり着く
やっと出発点にたどり着きました。曰く付きの山を登れて満足 (^o^) いろいろと情報をくれた皆さんに感謝です。ちなみに、体力に自信の無い人や藪こぎの苦手な人は、初めから「石雲禅寺」からアクセスし同じコースで下山する事を勧めます。