teku2 Hiking & Tanken

海上の森と物見山

海上の森と物見山
かいしょのもりとものみやま
愛知県 瀬戸市
標高:327m  座数:—



8時10分 自宅を出発
 この日は我が家で集まりがあるので、Junちゃんは準備のためハイクはお休みです。その替わりと言うわけでは無いですが、池ちゃんが同行します。いや、正確には、池ちゃんが「海上の森に行きたい!?」とのリクエストを出し、私がそれに同行すると言う事です。今回が本当に最後の「海上の森ハイク」になるかも知れないですネ。少なくとも、今の形の森を歩けるのはこれが最後となる事でしょう。

9時48分 駐車場到着
 いつの間にか設けられた大きな駐車場!!ビックリです。以前は路肩のみでしたが、川を渡ったところに広い駐車場が作られてました。まっ、臨時かも知れませんが…
 駐車場横の立派な会場予定地案内図には、2005年日本国際博覧会のテーマ[新しい地球創造:自然の叡智]となってます。

10時10分 まずは物見山へ
 「山火事注意」の看板を右方向に物見山を目指します。このあたりの道は、林道なので正直言って歩いていてもつまらない道かも知れません。「物見山」へのはっきりとした案内は有りませんが、所々にささやかな表示があるので、間違う事は無いと思います。

10時50分 広場から物見山へ
 林道を歩き続け、ピークのあたりに来ると、右側に広場と「県有林」の案内板があります。そこからが「物見山」への登山口となります。3~4分で展望もある 物見山の山頂です。山頂は少し広くなっていて、休憩するには良いポイントです。展望の殆どは名古屋方面の街並みなので、好みはわかれるところです。私たちには好みの景色じゃないので、先に進む事にします。

11時00分 物見山から物見台へ
 また林道に戻り「物見台」を目指すことにします。下る道は、2000年の大雨の影響か?道に大きな割れ(溝)が出来てますので、ボーッと歩いているととても危険です。

11時27分 物見台から篠田池へ
 物見台からの景色もなかなかのものです。残念なのは、「万博予定地の案内板」にとても下品な落書きが多かった事です。万博に反対する気持ちは同じですが、税金で造った案内板に八つ当たりする事も無いと思うのですが?

 「物見台」を抜けて、更に「篠田池」を目指す事にします。しばらくすると道は、細い山道に変わり、道の両側が草木に覆われてきます。やっと好みの道になりました。緩いアップダウンが続き、物見台から二つ目の分岐で右方向のえぐれた感じの下りに進みます。しばらく行くと、「山火事防止」の赤字の看板があり、左の細い道に入っていくと「篠田池」です。

11時59分 篠田池でランチ!そして大正池へ
 篠田池はやはり静かでした。何故か鳥の声も聞こえず、時々風が通り抜けるだけです。とりあえず、ここでランチ休憩とします。

 休憩の間に老夫婦が通っていっただけで、とても静かです。「海上の森は大渋滞」との情報があったので心配していましたが、土曜日を選んだのが良かった様です。食事を済ませるとだいぶ冷えてきたので、「大正池」を目指します。

12時20分 大正池へ
 最初の分岐まで、細い山道を戻ります。分岐を右へと、大正池方向へ進みますが、少し道が藪こぎになってきました。そして、増水で崩れた丸太の橋があったりして、少しドキドキ (^^) しかし、高所恐怖症の人には笑ってられないかな…笹の道が急に開けたら「大正池」に到着です。

12時54分 大正池から民家を抜け駐車場へ
 「大正池」はなんとも悲惨な姿となってました。97年 と99年 とを比較するとそのすごさが解ります。

 増水のせいで、土砂が流れ込んだ結果との事ですが?なんとも自然の力には驚かされます。
13時30分 駐車場へ到着
 今日は快晴なのに、とても静かなハイクを楽しめました。明日の日曜日には「海上の森観察会」なども予定されているので、にぎやかな森に戻るのでしょうか?
 正直に言って、私は博覧会のテーマ[新しい地球創造:自然の叡智]の内容はピンとこないのですし、自然を生かしたままの博覧会が可能だとはとても思えないのですが?どうでしょう…