teku2 Hiking & Tanken

乳岩峡~鳳来湖

乳岩峡~鳳来湖
ちいわやま
愛知県 鳳来町
行き:2H40′  帰り:2H10′
標高:675m  座数:—



 この前日の夜は愛知県に大雨洪水警報が出されており、普通に考えると次の朝からのハイクの計画を焼酎を頂きながら話し合う二人は滑稽に見えると思うのです。しかし、何故か朝には回復していると妙な自信があり、予報も気にせず眠りにつくのでありました。
 今回は以前より気になっていた「乳岩~鳳来湖」 のコースを歩いてみる事にします。いわゆる「座」の無いコースなので避けてきましたが、キノコ散策のついでにと言うことで・・・・

8時35分 見事な快晴
 予想通り(?実は何も考えて無い)晴れ、走り慣れた乳岩への道を急ぎます。途中に「本宮ハイキングセンター」の前を通りますが、半分ほどの駐車スペースがうまってました。前日から天気が良い日は、この前を通過する時は満車で、路上にも駐車されていますが、今日は晴れる予想をした人は少なかった様です。 10時50分 ガラガラの乳岩峡
 「本宮山」と同じで、晴れると思っていなかったのか、山のコンディションを警戒したのか、遅めの到着なのに駐車スペースはガラガラで、入り口に近い場所に止める事が出来ました。当然ですが、いつも以上に水の流れが早く、水量の多いだけ、流れも綺麗な景観を作ってくれてます。

11時00分 キノコ達の歓迎
 「ここのところの雨で、キノコが一杯出てるんとちゃうかな~っ」と前日に話していたとおりに「オッーッ」「スッゲーッ」の連続!!撮影に忙しくてなかなか前に進む事が出来ません。鳳来湖への分岐にたどり着くまでに40分もかかってしまいました。(本当は20分で着く)

11時40分 沢の音を聞きながら
 なんと気持ちの良い道でしょうか!!常に水の流れる音が聞こえていて歩く事自体を楽しめる道です。「シャクナゲ遊歩道」と名付けられているだけあって、尾根に出ると道沿いにシャクナゲの木 が沢山見られます。

12時30分 警告看板と最高の展望
 「注意:これより先、石盤が続きますので足下にご注意下さい」の警告看板が目に飛び込んできます。確かに、道が変わってきました。ワクワクする気持ちを抑え、注意して進みます。「オーッ」!最高の展望です、時間も良い感じなので「ランチ!」の一言で休憩です。20分ほど休憩し先に進みますが、警告文とおりの道が続きます。雨の日は避けるべきコースですネ、尾根の道自体が岩ですので、滑ると停まらないかも・・・、こんな時に限って、鳶が頭上を飛んで、「観てみて!」とせがむのでありました。


  30分も歩くと鳳来湖を望むポイントに到着します!あまりに良い展望 なので、記念撮影です。三脚の立てる場所を選ぶのに苦労します。この場所でカメラを落としたら確実にイカレますから (^_^;)

13時50分 鳳来湖に降り立つ?
 岩の坂を下りると「ゲッ、膝にきそうな下りやな」登る事を考えると癒鬱になる下りです。しかし、鳳来湖に降り立った時の景色を楽しみに進みます。
  なんと達成感の無い場所でしょうか??ただの湖沿いの道路に降り立ちます。「降りた地点には何がある!」と期待していたので、少しがっかりです。確かにトイレはありましたが・・・

13時56分 乳岩を目指す
 何も無いので、湖の写真?(木々で全貌は見えない)を撮り頑張って戻る事にします。まさに、地獄の戻りです。今日は軽く考えていたのでステッキも持参していないので最悪です。コースは最高ですが、「キノコ散策のついでに歩こう」と発想した点を反省するのでありました。

15時30分 小川で復活
 殆ど出発点に近い小川で休憩です。水がなんと気持ちの良いことか!!生き返ります。

16時10分 駐車場に戻る
 ちょっとした低山登山よりハードなハイクコースでしたが、素晴らしい展望と変化のある楽しい道でした。私たちの意見としてですが、最終点にこだわらない人は、最後の岩場の展望の良い場所を終点として戻っても良いのではと思います。ただ、このコースは天気の良い日を選んで、体力に関係無く、安全のためにステッキを持参した方が良いと思いました (^^ゞ