岩巣山
いわすやま
愛知県 瀬戸市
登り：2.5H 下り：1.25H
標高：481m 座数：74
10時00分 岩屋堂無料駐車場到着
駐車場は既に川遊びとハイカーの車で満車状態です。ここの人気の度合いが分かりますが、数年前は駐車料金を取られた様な記憶がありました。シーズンだけなのでしょうか？人気の秘密は、豊かな緑と川の流れですかネ？駐車場に車を停めた時点でせせらぎの音が聞こえてきます。
気持ちが良いので岩屋堂公園内を通りながら、瀬戸大滝を見て、岩屋堂の東のコースから岩巣山を目指す事にします。歩き始めると「きのこ達」や「カンアオイ」の歓迎にワクワクします。ただ、この時期に広葉樹の豊かな道は、Junkoさんの苦手な「しゃくとり虫」「青虫」「毛虫」が至るところで歓迎してくれるので、珍しく「わーっ！おーっ！びっくりしたーっ」と、うるさいハイクとなりました。
10時50分 瀬戸大滝
以前に来た時は夏で、滝は子供達に占領されていましたが今日は流石に水が冷たいのか早すぎるのか、静かなものです！でも、夏場に【子供達が遊ぶには良い滝】です。
滝を楽しんだ後は、西にしばらく戻り道標に従い「岩巣山展望台」をめざし、登山道を登り始めます。「岩巣山展望台」まで540mとなってますが「岩巣山」は更にず～っと先なのでご心配無く！まだまだお楽しみはこれからです。
登りは急勾配ですが、鳥も一杯鳴いて、とても気持ちの良い道なので慌てずに行きます。日差しが肌に感じる季節になってきました。
道の途中に大きな岩が見えてきます。岩の後ろに回ってみると最高の景色です。縦に大きく二つに割れた岩が前後そびえていて、まるで自然の展望台の様です！！
その手前の岩で、3人組が早めのランチ中でした。割目は1.5～2m位でしょうか、挨拶をし何気なく前の岩に飛び移ると「あーっ」「おーっ」と食事中の3人が、すごくビックリしたので、飛び移った本人が一番ビックリしてしまいます。元の石に戻る時も、20代と思われる男性に「下に一端下りた方が安全かも知れないですヨ」と忠告されてしまいます (^_^;) 私も普段は「石橋を叩いてもわたらない」位の慎重派のつもりなのですが、彼らは普段どんな生活をしているのでしょうか？結局、飛び移りましたが、「自分の安全基準」は甘いのかな？と歩きながら考えてしまい“次回はやめておこう”と密かに反省します。
11時17分 尾根沿いの道
あっという間に尾根沿いの道に出て、気持ちの良いハイクを楽しむ事が出来ます。起伏もきつく無く、誰でも快適なハイキングを楽しめるコースです。
実際におばあちゃんハイカーやおじいちゃんハイカーとすれ違いました。70歳前後と思われるおばあちゃんは、両手にストックを持ち、しっかりとした足取りで歩いていました。まさに、私たちの理想の老後ですネ
更に進むと水音が聞こえて来ます。気が付くと小川に沿って歩いています。水が豊かで広葉樹が多い場所なので、道沿いにもきのこ達を見ることが出来る様です。
11時45分 Junちゃん停止
「あーっ」と突然声を上げてしゃがみ込むJunkoさん！何事かと思うと「ひきがえる」です。体長8センチくらいでしょうか、そんなに大きくは無いですが、逃げる事も無く、「なんだヨ！静かにしろよーっ」とでも言いたげな様子
そして10分ほど戯れは続くのでありました。「毛虫」は嫌いなくせに、爬虫類は何でも好きな変な奴・・・
12時06分 元岩巣分岐
元岩巣との分岐までくると道標に注意です。送電線もあるので大丈夫ですが、道標にはっきりと「岩巣山」と書かれた案内は有りません。
ここまでの道のりでもそうですが、マジックで小さく「岩巣山まで20分」とか書かれてあったり、実際には30分近い距離でしたが・・
まるで、宝探しみたいな案内が多いので、是非探してみてくださいネ
道標通りに進むと、道が荒い砂地に変わります。足下が滑り易く、滑って崖の方に行くと、まるで天然の滑り台の様になっているので、本当に滑りっぱなしにもなりかねません！十分注意してください。
12時23分 岩巣山山頂
山頂では先客がランチでワイワイやっていました。その中の一人のおばさんは異常に疲れたらしく、岩の上で単独でおやすみ中でしたが、私たちの気配に起きてしまいました。ゴメンネ
山頂からの展望は、肉眼だと十分に満足のいくものでしたが、帰って写真で見ると、高圧線が妙に気になるので雰囲気だけです。私たちも岩場に陣取ってランチにします。ランチを済ませ、帰りに「元岩巣」に登ってかえることにします。
14時10分 岩屋堂
道はやがて、岩だらけの階段に変わり、そろそろ岩に飽きたかなと思う頃、竹林に一変したら、岩屋堂に到着！無事下山です。
なんとも気持ちの良いハイクでした。ハイカーが多いのもうなずけます！体力に自信の無い人も岩屋堂公園内だけをハイキングするだけで、滝も見られるし、珍しい植物にも出会えますし、この季節なら一杯の虫たちにも出会えます。
追伸：Junさんの代わりに私の首にはいずり回っていた毛虫を捕ってくれたお兄さん！ありがとう (^o^)